43インチのテレビをPCモニターに使用

43インチ4Kの液晶テレビをPCモニターとして使用するようになって1年以上が経過したので、備忘録として記載する。

仕事や作業用に使っているPCのモニターについて、元々は以下のデュアル構成だった。
・23インチのフルHD
・21.5インチのフルHD

リモートワーク(テレワーク・在宅勤務)が増えて、長時間作業するには作業領域が少し狭く感じていた事から、以前から気になっていた4Kディスプレイの導入を検討した。

最初は27インチか32インチのモニターを候補に考えていたが、解像度が上がる分、今の構成よりも文字サイズが小さくなる。
仕事柄、PC上で設計書やプログラムを読み書きする機会が多く、文字サイズは目の疲れや作業効率に直結するので、妥協は出来ない。

スケーリングで表示倍率を変更すれば文字サイズの問題は解決するだろうが、拡大表示した分、作業領域が減る。
そもそもの目的が作業領域を増やす事なので、これも妥協はしたくない。

ならどうすれば良いのかと言えば、モニター自体を物理的に大きな物にするしかない。
という訳で、21.5インチの4倍(縦横それぞれ2倍)サイズである、43インチ以上の4Kディスプレイを探した。

しかし、当時は40インチを超えるPCモニター自体が少なく、値段も高かった。
その為、43インチ4Kの液晶テレビをPCモニターとして使用する事にした。

なお、この検討時点でモニターとの距離の確保も懸念事項としてあった。

モニター自体が物理的に大きくなるので、距離が近過ぎると全体が見渡せない。
視線移動時に首も動かさないといけなくなるので、肩こりや疲れの原因になる。

自分は奥行き60cmの机を使用していて、このままでは距離が近過ぎる事が分かっていた。
ただ、自宅作業場所の広さの都合上、机を大きくするのは難しかった。

少し考えた後
まあ、何とかなるやろ・・・(^ω^)
で突っ切ることにした。


実際に液晶テレビが来てから気付いたことだが、設置にも工夫が必要であった。
これは機種にもよるだろうが、自分が購入したものは足(スタンド)が出っ張っていて、机上の物と干渉する可能性があった。
あと、少しでも距離を取るため、机端にテレビを置きたかったが、何かのはずみで落下しそうで怖い。
対策として、モニターアームで取り付けることにした。

買ったテレビはVESA規格に対応していたが、マウントサイズが200×200mmだったので、通常のモニターアームでは付けられない(通常のモニターアームだと75×75mmと100×100mmまで対応)。
その為、VESA変換プレートを使って取り付けている。

テレビの重量がそれなりにあり、机の天板だけでは強度に不安があった為、上下に木の板をはさんで補強している(モニターアーム用の補強プレートとかも売ってるが、木の板の方が安い)。

また、時間が経つとテレビがズルズルと落ちてきそうだったので、下に発泡スチロールのブロックを置いている。

不格好だが、ここまでやっておけば、余程の事が無い限り落下したりはしないと思う。


使い勝手が悪くなったものとして、モニター上の小物置きがある。

変える前までのモニターサイズなら、小物置きも座った状態ですぐに手が届く範囲にあったので、ティッシュとかも置いていた。

しかし、高さが増えて手が届きにくくなり、取るのが面倒くさくなった。
結果的に、手元にあった方が良い物は置かなくなった。


最初にPCモニターとして使ってみた結果、やはり奥行き60cmの机では距離が近過ぎて、作業効率は悪化した。。。
1台のモニターとして扱うには大きすぎて、漠然とウィンドウを置いてると視線移動が多くなり、作業に集中出来ない状態になった。

しばらく試行錯誤した結果、モニターの作業領域を

  A    B  
  C    D  

の4区画に分けて使うことで、何とかなっている。

A サブ作業に使用する区画(サーバのリモート操作、メール・チャットの送受信とか)
B たまにチラ見する区画(システムログ監視、作業用BGM垂れ流しとか)
C メイン作業に使用する区画(設計書やプログラムの読み書きとか)
D メイン作業に必要な情報を収集する区画(参考資料の表示、ネット検索とか)

Cの位置を起点として、隣のD、真上のA、対角のBの順番で、使用頻度に応じてウィンドウを配置して、視線の移動を極力減らしている。

更に集中して作業したい場合、自然と目線が一致する真ん中にウィンドウを置いて作業している。
無理に領域全体を使うのではなく、真ん中以外の四隅は無いものとして扱っている。
それでもWQHD(2560×1440)くらいのウィンドウサイズで作業が出来る。


1台の4Kモニターで、フルHDモニター4台分の作業領域が使えるのは大きなメリットである。
電源ケーブルやHDMIケーブルとかが1台分で完結するので、配線もシンプルになる。

しかし、距離が離れ過ぎると文字が見え難くなるし、近過ぎると全体が見えない状態になるので、慣れるかどうかは個人差があると思う。

デュアルモニターやトリプルモニターだと、モニターアームとかでモニターごとに角度の調整も出来るので、見易さでは複数台モニターに軍配が上がるだろう。

ともあれ、使い方によっては、有力な選択肢となることは間違いない。

タイトルとURLをコピーしました