LinuxにRubyをインストールする方法はいくつかあるが、ここではrbenvというサードパーティツールを使用する方法を記載する。
rbenvはRuby専用のパッケージ管理ツールで、指定したバージョンのRubyをインストールしたり、複数バージョンのRubyの切り替えができる。
rbenvもLinux上でパッケージ管理されているが、Rubyと同様にバージョンが古いため、GitHubから最新のバージョンを取得する。
rbenvだけではRubyのビルド・インストールが出来ないため、ruby-buildプラグインも一緒にインストールする。
Rubyの説明や動作確認方法については以下の記事を参照。
Rubyのインストール操作
以降のインストール操作は、以下の環境をもとに記載している。
Ubuntu 22.04
Rubyのインストールに必要なパッケージをインストール
# パッケージをインストール sudo apt install -y git build-essential libssl-dev zlib1g-dev libreadline-dev libyaml-dev
rbenvとruby-buildをインストール
# GitHubからrbenvとruby-buildプラグインをチェックアウト cd git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build # rbenvの環境変数を設定 # 設定ファイルの末尾に追記して、再読み込み echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc # rbenvのバージョンとパスを表示 rbenv --version which rbenv
Rubyのインストール、バージョン切り替え
# インストールできるRubyのバージョンを一覧表示 rbenv install --list # Rubyをインストール # 指定するバージョンは状況に応じて変更する rbenv install 3.2.2 # インストールしたRubyを使用可能な状態にする # Rubyに関係するコマンド群をshimsへ反映 rbenv rehash # インストール済みのRubyのバージョン表示 rbenv versions # Rubyのバージョン切り替え # 切り替えたいバージョンを指定する rbenv global 3.2.2 rbenv local 3.2.2 # Rubyのバージョンとパスを表示 ruby --version which ruby
rbenvのアップグレード
新しいバージョンのRubyがリリースされたときは、rbenvをアップグレードしてから、Rubyの新バージョンをインストールする。
cd ~/.rbenv git pull cd ~/.rbenv/plugins/ruby-build git pull
