C/C++の開発環境をインストール(Linux編)

Linuxでは、C言語のコンパイラとして gcc、C++のコンパイラとして g++ を使うことが多い。

これらはデフォルトでインストールされていることが多いのだが、C++のコンパイラが入ってない場合や、コンパイルしたプログラムが実行できないこともある。

ここではC言語とC++の、コンパイルとプログラム実行ができるようにする。

C言語とは

C言語は1972年に開発された汎用プログラミング言語。

当時存在していた「B言語」の改良版としてリリースされたもので、名前も「B」の次だから「C」という理由で決まった。

高水準言語(人間語に近い言語)の特徴と、低水準言語(機械語に近い言語)の特徴を併せ持っていて、必要に応じてコンピュータ寄りの記述も可能な言語仕様になっている。

そのため、オペレーティングシステム(OS)やファームウェア、デバイスドライバなど、ハードウェア制御の分野で広く利用されている。

後発のC++やJava、C#など、あらゆるプログラミング言語に対して、このC言語が影響を与えている。

C++とは

C++は1983年に開発された汎用プログラミング言語。

C言語を機能拡張した言語で、大きな違いの1つとして、オブジェクト指向の追加がある。

C言語に対して上位互換性があるため、C言語と同様のことが可能。

名前は「C」にインクリメント(++)で1を足して、C言語より一歩進んだ言語という意味から「C++」と呼ばれるようになった。
ちなみに名付け親はRick Mascittiという人だが、ふざけて考えた名前で、正式な名称になるとは思ってなかったという逸話がある。

多種多様な機能を持っていて、自由度が非常に高いが、それゆえに言語仕様が複雑で、玄人向けの言語だと思う。

C/C++開発環境のインストール操作

以降のインストール操作は、以下の環境をもとに記載している。
Ubuntu 22.04


build-essential のインストール

build-essential とは、debパッケージを作成するために必要なパッケージ。
このパッケージ内に、コンパイラの gcc と g++ が含まれている。

# インストール
sudo apt install -y build-essential

# C言語コンパイラのバージョン表示
gcc --version

# C++コンパイラのバージョン表示
g++ --version

C言語のソース作成、コンパイル、実行

# ソースコードファイルを作成
vi testc.c

# 動作確認用のサンプルプログラム
#include<stdio.h>
int main() {
    printf("Hello C\n");
    return 0;
}

# コンパイル
# -o オプションで実行ファイルの名前を指定
# 指定しないと「a.out」というファイル名で出力される
gcc -o testc testc.c

# 実行
./testc

C++のソース作成、コンパイル、実行

# ソースコードファイルを作成
vi testcpp.cpp

# 動作確認用のサンプルプログラム
#include <iostream> 
int main() { 
    std::cout << "Hello C++" << std::endl;
    return 0; 
}

# コンパイル
# -o オプションで実行ファイルの名前を指定
# 指定しないと「a.out」というファイル名で出力される
g++ -o testcpp testcpp.cpp

# 実行
./testcpp

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