.NET はWindows用アプリケーションフレームワークの「.NET Framework」と、オープンソース向けの「.NET Core」、モバイル向けの「Xamarin」を統合したフレームワーク。
.NET は複数のプラットフォームをサポートしており、Linuxもサポート対象になっている。
.NET SDK をインストールすると、C# のプログラムをビルド、実行することができる。
C# とは
C#はマイクロソフト社によって開発(2002年に初版リリース)されたプログラミング言語。
名前にCと付いてるが、C言語やC++との互換性はない。
C++とJavaをベースに開発されており、構文はJavaと似ている。
当初はWindows向けの言語だったが、クロスプラットフォーム化が進んでおり、Windows以外のOSでも動作する。
.NET SDKのインストール操作
以降のインストール操作は、以下の環境をもとに記載している。
Ubuntu 22.04
インストール
# パッケージを検索 sudo apt search "dotnet" sudo apt list | grep "dotnet" # インストール # 以下のコマンドでは .NET 7.0 のバージョンを指定しているが、 # 特にこだわりが無いなら、最新のバージョンを指定した方が良い sudo apt install -y dotnet7 # バージョン表示 dotnet --list-sdks dotnet --version dotnet --info
アプリケーション作成
アプリケーションを作成する際に「テンプレート」を指定する。
# 使用できるテンプレート一覧を確認
dotnet new list
# テンプレートを使ってコンソールアプリ(testcs)を作成
# 指定したアプリ名に対応するディレクトリが作成される
dotnet new console -o testcs
# 自動生成されたサンプルプログラムを表示
cd testcs
cat Program.cs
# 以下のようなサンプルプログラムが生成される
// See https://aka.ms/new-console-template for more information
Console.WriteLine("Hello, World!");
ビルド、実行
ビルドや実行は、テンプレートで作成されたディレクトリ内で行う。
ビルドにはデバッグモードとリリースモードがある。
デバッグモードはデバッグ用の処理を動作させたり、デバッグ情報を出力する事ができる。
リリースモードはデバッグ用の処理が動かず、デバッグ情報も出力されないが、その分プログラムの実行性能が良くなる傾向にある。
開発中はデバッグモードでビルドして、本番リリース時にはリリースモードでビルドするというような使い分けができる。
# ビルド(デバッグモード) dotnet build # 実行(デバッグモードでビルドしたプログラム) dotnet ./bin/Debug/net7.0/testcs.dll # ビルド(リリースモード) dotnet build -c Release # 実行(リリースモードでビルドしたプログラム) dotnet ./bin/Release/net7.0/testcs.dll # ビルドと実行を同時に行う dotnet run
